読売新聞
2018年5月19日夕刊掲載記事
動物科学部門で3等に入賞した井川恭平さん
研究内容を紹介する井川さん
提供:日本サイエンスサービス
提供:日本サイエンスサービス
世界最大の科学コンテスト「国際学生科学技術フェア」(ISEF)の本賞に当たる優秀賞が18日、米ペンシルベニア州ピッツバーグで発表され、慶応大環境情報学部1年の井川恭平さん(18)が、佼成学園高(東京都)在籍時に取り組んだアブラムシの種分化に関する研究で、動物科学部門3等を受賞した。
昨年の日本学生科学賞(読売新聞社主催、旭化成協賛)の代表として出場した井川さんは、「役に立つかどうかよりも、アブラムシが好きで研究した。成果が認められたのは意外だったが、うれしい」と話した。今回のISEFには81か国・地域の約1800人の高校生らが参加した。