6分野に加え、「応用数学」分野の研究作品を募集
物理、化学、生物、地学、広領域(複数の分野にわたる研究など)の5つの分野は都道府県ごとに募集。地方審査を通過し、 都道府県代表に選ばれた作品が中央審査に進みます。また、第65回大会から「応用数学」分野を新設。情報・技術、応用数学分野は地方審査を行わず、 中央一括審査の形で応募を受け付けます。
1957年にスタートした日本学生科学賞は、中学生、高校生を対象にした歴史と伝統のある日本最高峰の科学コンクールです。毎年9~10月、身の回りの小さな疑問や不思議の解明、教科書に書かれている学説に対する疑問の解決などについて、 個人、もしくは生徒が共同で取り組んだ実験・研究・調査作品を募集しています。 応募作品には専門家による書類審査とプレゼンテーション審査を行い、優秀な作品を表彰します。
日本学生科学賞の様子はこちらから(動画)物理、化学、生物、地学、広領域(複数の分野にわたる研究など)の5つの分野は都道府県ごとに募集。地方審査を通過し、 都道府県代表に選ばれた作品が中央審査に進みます。また、第65回大会から「応用数学」分野を新設。情報・技術、応用数学分野は地方審査を行わず、 中央一括審査の形で応募を受け付けます。
東京・お台場の日本科学未来館で行われる中央表彰式は、例年、秋篠宮皇嗣殿下のご臨席のもと執り行い、 入賞・入選者を表彰しています。内閣総理大賞には50万円、文部科学大臣賞には30万円など、 全体で約600万円の研究奨励金を贈ります。
日本学生科学賞では高校の部(中学3年生が対象になることもあります)入賞作品の中から代表作品を選び、 毎年5月に米国で開催される世界最大の学生科学コンテストISEF(国際学生科学技術フェア)に派遣しています。
日本学生科学賞での上位入賞者は、東京大学(理学部)、慶應義塾大学(理工学部など)、早稲田大学(先進理工学部)、大阪大学(理学部など)、神戸大学(工学部)、筑波大学(医学群医学類)などで学校推薦型選抜や総合型選抜の受験資格が得られました。近年、受賞者が東京大学や大阪大学に合格するなど、多くの入賞・入選者が国公立・私立大学に挑戦しています。