黒田清輝、関根正二ら明治、大正の巨匠から会田誠、森村泰昌ら、現代第一線で活躍中の現代作家まで54人の二十歳のころに描いた作品を一堂に集め、その創作の原点を探ります。
本展覧会では油彩画(一部創作版画)に焦点をしぼり、それぞれの作家の創作の原点に迫ります。
そこにはそれぞれの時代における精神と自我の表れの違いがみられると同時に、時代を超え共通する感性の発露もみられます。
また、各時代の青春期の作品を一堂にならべることにより、別個に語られることの多い、近代と現代の美術を同一の地平で考える機会ともなるでしょう。
世代の異なる画家たちが青春期に描いた作品群は、その真摯でひたむきな態度によって、現代を生きる全ての世代に、力強いメッセージを発信しています。
是非この機会に各時代の画家たちが苦闘し悩みつつも世に残した、清冽な作品の数々をご覧ください。
開館時間、料金などは各開催館ホームページをご覧ください。
平塚市美術館 4月16日(土)〜6月12日(日)
下関市立美術館 6月18日(土)〜7月31日(日)
碧南市藤井達吉現代美術館 8月9日(火)〜9月19日(月・祝)
足利市立美術館 9月25日(日)〜11月13日(日)