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第29回英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー2019

人類(ヒト)の誕生 ~DNAで探る私たちの起源~

イベントレポート掲載中

過去の講座

  開催年 タイトル 教授 開催場所
1 1990 歴史に残る実験 英国王立研究所長
ジョン・トーマス
[東京] 科学技術館サイエンスホール
音楽の科学 英国王立研究所
チャールズ・テイラー
2 1991 宇宙の起源 ケンブリッジ大学宇宙物理学教授
マルコム・ロンゲア
[京都] 国立京都国際会館
[東京] 上智大学
3 1992 生命の進化 オックスフォード大学動物学助教授
リチャード・ドーキンス
[東京] 早稲田大学
[宮城] 仙台国際センター
4 1993 分子の利き手 シェフィールド大学有機化学主任教授
チャールズ・スターリング
[京都] 国立京都国際会館
[東京] 早稲田大学
5 1994 物質の起源 ラザフォード・アップルトン研究所理論物理部長
フランク・クローズ
[石川] 金沢工業大学
[東京] 早稲田大学
6 1995 脳の神秘 オックスフォード大学薬理学部博士
スーザン・グリーンフィールド
[愛知] 名古屋市科学館
[東京] 早稲田大学
7 1996 惑星 地球 ケンブリッジ大学地球科学科博士
ジェームズ・ジャクソン
[北海道] 北海道大学
[東京] 早稲田大学
8 1997 化石は語る
~生命の“爆発”~
ケンブリッジ大学地球科学科教授
サイモン・コンウェイ・モリス
[福岡] アクロス福岡
[東京] 早稲田大学
9 1998 数学でみる世界 ウォーウィック大学数学研究所教授
イアン・スチュアート
[東京] 東京国際フォーラム
10 1999 レーザー、光の化学 ロンドン大学インペリアル・カレッジ校教授
デビッド・フィリップス
[岐阜] サイエンスワールド
バランスをとる身体(からだ) マンチェスター大学教授
ナンシー・ロスウェル
[大阪] 大阪工業大学
[東京] 早稲田大学
11 2000 時間って何だろう
~アインシュタインの世界~
オックスフォード大学博士
ニール・ジョンソン
[岩手] 岩手県立大学
[東京] 早稲田大学
12 2001 21世紀ロボットが変わる レディング大学教授
ケビン・ウォーウィック
[富山] 富山国際会議場
[東京] 早稲田大学
13 2002 遺伝子~生命を解くカギ~ 前サンガー研究所長
ジョン・サルストン卿
[広島] 広島市立大学
[東京] 早稲田大学
14 2003 素材~化学が起こす奇跡~ シェフィールド大学化学科主任教授
アンソニー・ライアン
[大分] ビーコンプラザ
[東京] 早稲田大学
15 2004 宇宙への大航海 英国自然史博物館 鉱物学部門岩石学、隕石学科部長
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン地質科学部
名誉教授 モニカ・グレイディ
[香川] 香川県民ホール アクトホール
[東京] ル テアトル銀座
16 2005 南極
~氷の世界からのメッセージ~
英国南極局教授
ロイド・ペック
[東京] 文京シビックホール
[愛知] 愛・地球博EXPOホール
17 2006 食物の秘密 オックスフォード大学ジーザス・カレッジ学長
ジョン・クレブス卿
[東京] 文京シビックホール
[鳥取] 米子市文化ホール
18 2007 数のミステリー オックスフォード大学数学科教授
マーカス・デュ・ソートイ
[東京] 文京シビックホール
[石川] 金沢工業大学
19 2008 からだの神秘-極限下のサバイバル ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン准教授
ヒュー・モンゴメリー
[東京] 文京シビックホール
[大阪] 大阪工業大学
20 2009 冒険!コンピューターの世界へ! エディンバラ大学教授
クリストファー・ビショップ
[東京] 文京シビックホール
[大阪] 豊中市立市民会館 大ホール
21 2010 植物 3億年の闘い サセックス大学教授
スー・ハートリー
[東京] パナソニックセンター東京
22 2011 物質の不思議 ~ミクロから宇宙まで~ ロンドン大学キングスカレッジ教授
技術・工学科材料科学研究所長
マーク・ミオドニック
[東京] 東京大学
23 2012 脳を科学する ブリストル大学 実験心理学科 認知発達センター所長
ブルース・フッド
[東京] 慶應義塾大学
[宮城] 東北大学
24 2013 現代の錬金術師 ケンブリッジ大学 化学学部教授
ピーター・ウォザーズ
[東京] 東京理科大学
[愛知] 名古屋大学
25 2015 「すごい!」を伝えよう マンチェスター大学工学・物理学副学部長
ダニエル・ジョージ
[東京] 東京工業大学
26 2016 宇宙でいかに生き抜くか 航空宇宙医師
ケビン・フォン
[東京] 東京工業大学
[愛知] 名古屋大学
27 2017 充電のいらない携帯電話 バース大学 物質化学教授
サイフル・イスラム
[東京] 東京工業大学
28 2018 生き物のコミュニケーション ロンドン大学認知神経科学研究所副所長
ソフィー・スコット
[東京] 東京工業大学
第17回 食物の秘密

2006年7月28日(金)・29日(土) [東京] 文京シビックホール
2006年8月2日(水)・3日(木) [鳥取] 米子市文化ホール

レクチャー内容

レクチャー1:グルメな類人猿
大昔、私たちの祖先は何を食べていたか想像できますか。狩猟や農耕生活から火を用いた調理法、さらには食品加工の技術を発明するまで、彼らがどのように現在の食生活を手に入れたのかを探ってみましょう。また、なぜ人によって同じ食べ物をおいしいと感じたり、まずいと感じたりするのか、味を感じる仕組みを考えます。

レクチャー2:あなたはあなたが食べたもの
私たちの体は毎日の食事から作られています。では、体にとって理想的でバランスの取れた食事とはどんなものなのでしょうか。厳しい環境に住む人たちはどんなものを食べて健康を保っているのでしょうか。また、ダイエットは本当に体のためになるのでしょうか。食生活にまつわる様々な疑問を解き明かします。

レクチャー3:食べ物に異常が発生すると
あなたは食べ物に対するアレルギーがありますか。死に至らしめる可能性もある食物アレルギーはどのように作用するのでしょうか。このレクチャーでは、危険な食物を摂取したとき、体はどう反応するのかや、カビのはえたチーズはなぜ危険に見えて親しまれるのか、また農薬など化学物質の危険性などもわかりやすく説明します。

レクチャー4:将来の食べ物
地球に住む人間の数は今後、ますます増えていくと言われています。私たちは将来、十分な食糧を生産し、生き延びることができるのでしょうか。食糧不足の危機を解決するためにはどんな方法があるのでしょうか。さらに科学の進歩によって病気を治すような食べ物は生まれるのでしょうか。この講座を通して、私たちの食の将来を考えます。

第18回 数のミステリー

2007年7月27日(金)・28日(土) [東京] 文京シビックホール
2007年8月1日(水)・2日(木) [石川] 金沢工業大学

レクチャー内容

レクチャー1:終わりなき数の不思議
素数とは何か。その発見にまつわる不思議とは?素数が可能にする暗号とは?
無限に続く数の秘密に近づくための鍵を握るのは、実は昆虫だったりチェスだったり。
数学者をも魅了してやまない素数の謎を解き明かします。

レクチャー2:とらえどころのない形のお話
なぜ自然界は「球」を好むのでしょうか?様々な形のミステリーに挑みます。
遠くからでも近くからでも同じに見える模様とは?
絵画に隠された数の秘密とは?
宇宙の形を知る方法とは?
ミクロから壮大なスケールまで、形をめぐる冒険をお楽しみください。

レクチャー3:勝ち続けることの秘密
数学の力でゲームの勝率を上げる方法があるとしたら?
宝くじやジャンケンなど、運が支配するゲームで勝つには?
サイコロゲームで知っておきたい数学的戦術とは?
現実世界に及ぶ「勝ち」の法則。知っておくと得するかも!?

レクチャー4:未来を予測するための探求
あなたなら、どうやって未来を予測しますか?星占い?水晶玉?
実は、数学こそが究極の予言者だということをご存知でしたか。
数学を使えば、隕石の衝突や、太陽の寿命があとどれくらいかさえ予測することができるのです…。

第19回 からだの神秘 -極限下のサバイバル

2008年8月1日(金)・2日(土) [大阪] 大阪工業大学
2008年8月6日(水)・7日(木) [東京] 文京シビックホール

レクチャー内容

レクチャー1:最大の能力
もし突然、飛行機の窓が割れ、酸素マスクが下りてきたら・・・。酸素がなければ、人は2~3分で死んでしまいます。なぜ酸素が必要なのでしょうか? また、なぜ登山家は酸素の薄い場所に適応できるのでしょうか? 心臓や肺、血液の果たす役割や謎を解き明かします。

レクチャー2:もし極限状態になったら
もし海上で遭難し、救命ボートの中で飲み水がなくなったら…?人は海水を飲めるのでしょうか。また、南極大陸横断中に、食糧がなかったらどうなるのでしょうか?水不足や飢餓状態におちいった際、からだの中で何がおこるのか、さぐってみましょう。

レクチャー3:灼熱と酷寒の中で
砂漠の中でひとりぼっちになったら・・・。もし雪山で遭難したら・・・。気温が極端に低いときや高いときに起こるからだの反応や調節機能、汗や熱の役割などを実験やデモで紹介します。これを見ればあなたも極限からサバイバル(生存)できるかも?

レクチャー4:からだが恐怖を感じたとき
もし、目の前で火事がおこったら・・・?海の中からサメがあらわれたら・・・!?恐怖に襲われたとき、からだはどのように反応するのでしょうか? 恐怖を感じて、瞬時に逃走しようとしたとき、あなたの血中に放出されるアドレナリンのはたらきや、筋肉のしくみを説明します。

第21回 植物 3億年の闘い

2010年9月4日(土)・5日(日) [東京] パナソニックセンター東京

レクチャー内容

レクチャー1:植物の防御戦略
植物は、動物が地上で生息し始めてから3億年以上、草食動物たちに襲われ続けてきました。しかし、驚くべきことに、この植物vs.動物の闘いには植物が常に勝利を収めているのです。植物が持つ武器は驚くほどさまざまで、有害な化学物質やとげを持つものもあります。さあ、植物が敵を撃退するために身につけた巧みな方法を見ていきましょう。

レクチャー2:動物たちの知恵
植物はどちらかといえば、動物にとってあまり効率の良い食べ物ではありません。なぜなら、栄養素はあまり多くないうえ、それらを植物から取り出すことはとても大変だからです。草食動物たちは、このような問題をどのように乗り越えてきたのでしょうか。植物からより多くの栄養を摂るには?植物の持つ毒への対処法とは?このレクチャーでは、動物たちによる“植物攻略”の知恵の数々をご紹介します。

レクチャー3:おしゃべりする木々
口や耳や目がなくても、実は、植物は私たちの知らないところで対話しているのです。たとえば、危険が差し迫っているとき、動物のように吠えたり叫んだりするかわりに、空気中に化学的な“シグナル”を放ち、近隣の仲間に緊急事態を知らせます。しかも、植物だけでなく、ときには動物たちにも助けを求めるのです!植物たちの巧みなコミュニケーションの世界をのぞいてみましょう。

レクチャー4:危険をおいしさへ
さて、人間と植物のかかわりはどうでしょう?人間は野生植物を農作物へと改良することで、動物への“防御機構”を取り除き、栄養を増強させるための工夫をしてきました。しかし、人間が改良した植物は、あまりにも無防備すぎるかもしれません。--つまり、人間にとっておいしいものは、作物を台無しにする害虫にとってもおいしいのです。遺伝子組換え技術は、私たちに新たな“防御”をもたらしてくれるのでしょうか? 植物の未来を考えてみましょう。

第22回 物質の不思議 ~ミクロから宇宙まで~

2011年9月18日(日) [東京] 東京大学

レクチャー内容

レクチャー1:【ミクロの世界】なぜチョコレートは“おいしく”融(と)けるの?
なぜ、チョコレートは口の中でおいしく融けるのでしょうか。なぜ、飛行機のジェットエンジンは、噴射(ふんしゃ)の高温にも耐えられるのでしょうか。地球上の物質は、それぞれ構造が異なり、さまざまな特性を持っています。私たち人間は、こうした特長を生かして、多くの製品を作り出しています。ミクロの世界をのぞいて、「物質(もの)」の構造の違いに迫ってみましょう。きっと、物質の特徴がわかるはずです。

レクチャー2:【宇宙の世界】なぜ地球の山は小さいの?
地球で一番高い山は、8千メートル級のエベレストですね。でも、エベレストより高い山、例えば標高1万メートル以上の山がないのは、なぜでしょうか。大きな石を、ピラミッドのように積み上げていけば、1万メートルを超えることは可能なのでしょうか。地球上にある「もの」の大きさは、重力が大きく関係しています。重力の壁を超えて、宇宙にまで届く建物は建てられるのでしょうか。ミオドニック教授と一緒に考えてみましょう。

第23回 脳を科学する

2012年7月25日(水) [東京] 慶應義塾大学
2012年7月29日(日) [宮城] 東北大学

レクチャー内容

レクチャー1:人の頭の中はどうなっているの?
私たちの脳は、毎日たくさんのイメージや考え、記憶や夢を、生み出し続けています。脳もまたほかの器官と同じようにシンプルな細胞の固まりでありながら、とても複雑な機能をもっています。  人の脳は一体どのように働いているのでしょうか。どのように私たちは経験を記憶し、目の前の現実を認識するのでしょう。脳の認識は常に正しいのでしょうか。  ブルース教授と一緒に、謎に満ちた頭の中をのぞいてみましょう!

レクチャー2:人の心が読めますか?
こげたトーストがなぜか人の顔に見えたことはありませんか? 脳はさまざまな物に、人の顔やキャラクターを見つけたがるのです。人は人間に興味を持ち、またその表情からそれぞれの気持ちを想像することができます。
私たちは他人の考えや気持ちをどのように理解し、交流しているのでしょうか。
ブルース教授の実験を通じて、人間の脳の特別な働きを解き明かしていきましょう。

第24回 現代の錬金術師

2013年8月14日(水) [東京] 東京理科大学
2013年8月18日(日) [愛知] 名古屋大学

レクチャー内容

レクチャー1:空気と火
古代から中世のヨーロッパでは、世界は「空気・火・水・大地」で構成されていると考えられていましたが、現代の化学では「元素」によって成り立っていることがわかっています。
私たちがふだん吸っている空気には、酸素や窒素のほかにもユニークな特性を持ったガスがたくさん含まれています。知られざる空気の「姿」や炎の不思議を、ウォザーズ博士の驚きの実験を通して見ていきましょう。

レクチャー2:水と大地
中世の錬金術師は、鉛などのありふれた金属を美しく高貴な金に変えるようと試みました。しかし、現代の化学でみると、それが不可能であることは明らかです。
今の化学知識を応用すれば、さまざまな元素がもついろいろな可能性を私たちの生活に効率的に活用することができます。このレクチャーでは、水そして大地の天然資源に秘められた潜在的能力について、現代の錬金術師・ウォザーズ博士が最新の化学で解き明かしていきます。

第25回 「すごい!」を伝えよう

2015年9月12日(土)・13日(日) [東京] 東京工業大学

レクチャー内容

英国・スコットランドのグラハム・ベルが電話を発明したのが1875年。それから140年が経った今、私たちは携帯電話をポケットに入れて持ち歩き、いつでも誰とでもつながれるようになりました。

今、電話で共有できるのは声だけですが、たとえば遠く離れたところに住むおばあちゃんと、まるで同じリビングルームにいるかのように感覚を共有できないでしょうか? 夕ご飯のおいしそうな匂いを一緒に感じ、一緒に食事し、そして触れ合うことは?

声、つまり聴覚だけではなく、視覚、嗅覚、味覚、触覚も共有できないか――。マンチェスター大学のダニエル・ジョージ教授が、楽しい実験を組み合わせながら、聴講者のみなさんと一緒に挑戦します。

第26回 宇宙でいかに生き抜くか

2016年7月16日(土)・17日(日) [東京] 東京工業大学
2016年8月21日(日) [愛知] 名古屋大学

レクチャー内容

2015年12月、ティム・ピークはイギリス人宇宙飛行士として初めて国際宇宙ステーション(ISS)を訪れました。ティムがISSへ旅立ったことを記念し、今回のクリスマス・レクチャーのテーマは「宇宙でいかに生き抜くか」。航空宇宙医師のケビン・フォンが、みなさんを宇宙の旅へ誘います。

地球から400キロも離れたISSで、宇宙飛行士は様々な問題に直面します。無重力状態で放っておくとどんどん脆くなる骨、真空状態、流星塵との衝突の危険性、放射線、気温の激変…。本レクチャーで、科学、技術、医療など、様々な技術を結集し、どのようにして宇宙飛行士の生活を支えているかを検証しましょう。

第27回 充電のいらない携帯電話

2017年9月23日(土)・24日(日) [東京] 東京工業大学

レクチャー内容

私たちが毎日使っている携帯電話。これを1年間充電コードにつながずに使い続けるためには、どれほどのエネルギーが必要になるのでしょうか?

乾電池や車のバッテリーで換算するととても持ち運べない重さです。例えば、石油はたくさんのエネルギーを供給してくれますが、大気汚染の問題が発生します。では再生可能エネルギーは使えるのでしょうか?

本レクチャーでは、新たなエネルギーの可能性について皆さんと一緒に考えます。

第28回 生き物のコミュニケーション

2018年9月15日(土)・16日(日) [東京] 東京工業大学

レクチャー内容

コミュニケーションというと、私たちの日常の会話を思い浮かべる人が多いかもしれません。たしかに、言葉は情報伝達の代表選手です。声を出して文章を話すという行為は、非常に複雑な仕組みで成り立っています。しかし、表情やボディランゲージなど、言葉を使わなくても考えや気持ちを表すことはできます。例えば、動物や虫のなかには、音以外にもフェロモンやにおいを使ってメッセージをやりとりするものもいます。

 今回の講座では、ソフィー・スコット教授の楽しいトークと、さまざまな実験やデモンストレーションを通じて、多様なコミュニケーションの方法を学びます。発見に満ちた時間をお楽しみ下さい。