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アートナビゲーターが初の交流会
2007/11/26
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アート談義に花が咲いた第1回アートナビゲーター交流会
 今年スタートした「美術検定」(主催・美術館連絡協議会、読売新聞社、美術出版社)の前身にあたる「アートナビゲーター検定」の1級取得者(=アートナビゲーター)の初の交流会が19日、東京・上野で行われた。
 2003年にスタートした「アートナビゲーター検定」(美術出版社主催)では、これまで全国で29人が1級に合格し、美術館のボランティアや地域活動など様々な分野で、美術と社会を結ぶパイプ役として活躍している。
 今回、全国のアートナビゲーター同士で、もっと地域の美術館やアートイベントなどの活動について意見交換したいという声を受け、初の交流会が実現した。
 交流会には、全国から約10人が出席。いつごろ、どんな作品との出会いがきっかけでアートに目覚めたか、現在の活動や仕事など自己紹介が行われた。
 会社員、銀行マン、主婦、テレビ局ディレクターなど、さまざまな背景を持つアートナビゲーターの面々だが、アートが大好きで、アートを通じて人生を豊かにしたいという思いは一つ。職業も年齢も軽々と飛び越え、初めての開催とは思えないほど、和やかな雰囲気の中、アート話に話が弾んだ。
 東京国立近代美術館工芸館でボランティアを務める東京都板橋区の主婦、田上恵子さん(53)は、「4歳の時、母に連れて行ってもらった百貨店の展覧会でルノワールを見た」のが絵との出会いだった。母との思い出と共に、鮮烈な印象が残っているという。
 北海道立近代美術館でボランティア活動中の札幌市の主婦、高橋淑子さん(49)は、地元の小中学校で出前授業も行っており、「子供のころ、美術館に思い出があると、大人になっても足を向けやすい。子供時代に種をまかないと」と、児童たちへの働きかけの大切さを訴えた。

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 12月3日にはアートナビゲーター有志が、東京都美術館で開催中の「フィラデルフィア美術館展」で、「ヨリモ特別鑑賞会」のガイドツアーを行う。通常はガイドツアーを行わない東京都美術館では、極めて珍しい試みで、高度な知識を持ちながら、自らも一般鑑賞者の一人であるアートナビゲーターの「アートと鑑賞者」を結ぶ役割に対する期待の大きさが伺える。




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