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トピックス
美連協創立25周年記念シンポジウム
「世界の中の日本美術―創造・演出・鑑賞」開催
2007/3/8
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 美連協創立25周年記念シンポジウム「世界の中の日本美術―創造・演出・鑑賞」が3月7日、東京国立博物館平成館大講堂で行われ、約300人の聴講者が集まりました。
 フィラデルフィア美術館の東アジア美術部長のフェリス・フィッシャーさんは「私と日本美術、日本美術の不滅の魅力」と題して50分間、講演しました。アメリカでの日本美術の受容の歴史に触れながら、日本伝統美術の性質である、簡潔性・非対称性・ユーモアなどの特徴を説明。特にこの春、フィラデルフィア美術館で開催の「池大雅展」を例に、絵画と文学が一体になっている文人画の魅力について論じました。
 東京大学総合研究博物館教授の西野嘉章さんは、「美術館・博物館の現在、ミュージアムの未来」と題し、美術館の新しいあり方、未来像について語りました。東大の学術標本を街に持ち出し、オフィス空間などに展示する「モバイル・ミュージアム・プロジェクト」など斬新で刺激的な実践例を紹介。美術品や美術館活動を固定的に捉えず、活動の枠を拡げる柔軟な発想が大切と主張しました。
 引き続き行われたパネルトークには、彫刻家の舟越桂さん、神奈川県立近代美術館の水沢勉さん、渋谷区立松涛美術館の光田由里さん、酒井忠康・美連協理事長(世田谷美術館長)が参加。作家の考え方、展覧会を企画する学芸員の想いなども交え、世界の中の日本美術について活発な意見が交わされました。


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