読売新聞へようこそ■イベント
美術館連絡協議会 美連協について English 美術館連絡協議会
-
展覧会紹介
フェリックス・ティオリエ写真展
−いまよみがえる19世紀末ピクトリアリズムの写真家
2010/5/27
picture
フェリックス・ティオリエ《ヴェリエールの教会の入口で居眠りする聖歌隊の少年》1907−1910年頃
ノエル&ドミニク・セネクロウズ蔵
バルビゾン派の画家たちと交流を持ち、その影響を受けながら、自然や田園を題材にした風景写真を残した写真家フェリックス・ティオリエ(1842〜1914)のカラー写真草創期の技術であるオートクロームを含む作品約170点で紹介する展覧会です。
 ティオリエの作品は長い間その存在が知られていませんでしたが、1980年台に子孫によって紹介されたことにより、欧米での評価が高まっており、今秋にはオルセー美術館での展覧会の開催が予定されています。
 ティオリエは、19世紀末に炭鉱や機械産業、繊維産業で急速に発展したサン=テティエンヌに生まれました。父親と同じく、1857年にリボン製造業に従事して成功を収め、十分な富を蓄えて1879年には37歳の若さで引退。以後はヴェリエールという村の15世紀に建てられた修道騎士館などに住みながら、考古学の研究、専門書の出版、画家たちとの交流、写真撮影などでその生涯を過ごしました。
 本展では、孤高の芸術家フェリックス・ティオリエの作品の真価をご覧いただける最良の機会となることを願っています。


2010年5月22日(土)〜2010年7月25日(日)世田谷美術館

2010年9月4日(土)〜2010年10月17日(日)山梨県立美術館



-
美術館連絡協議会 〒100-8055 東京都千代田区大手町1-7-1 読売新聞東京本社事業局 TEL.03-3216-8664 FAX.03-3216-8978