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展覧会紹介
道教の美術
2009/7/31
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重要文化財 木造 《妙見菩薩立像》
院命 作
鎌倉時代 正安三年(1301)
読売新聞社蔵
 道教とは、道(タオ)を説き不老長寿を究極の理想とする中国でうまれた宗教です。老子をその祖として崇め、神仙思想や風水、星宿、易学をはじめとする古代の思想や信仰・神話、仏教をも取り込みながら発展し続けました。道教は、現代に至っても中国の人生観や世界観の根幹をなし、東アジアの文化、芸術のベースとなっています。

 道教に関わる美術は、その思想と同様に多岐にわたっています。老子像や仙人像、北斗七星をはじめとする星座を擬人化した図像、閻魔王に代表される道服を身につけた地獄の裁判官。道教の呪符・まじない、陰陽道で用いられた霊符、現在も信仰をあつめる関帝や媽祖など枚挙にいとまがありません。難解でつかみどころがないような道教ですが、今日の日本でもその影響は色濃くみられ、浦島太郎、七夕やお中元、妙見や庚申といった慣れ親しんだ物語や習俗、信仰も道教にルーツがあります。いつの時代にも中国から日本へと無限の広がりをみせ、気づかぬうちに私たちの生活にまで浸透していた道教の世界。

 本展では、これまで埋もれていた日本各地に散らばる関連作品を結集させ、「道教の美術」という新たなジャンルを、国宝・重要文化財を含む美術品約170点からわかりやすく紹介いたします。

 開館時間、料金、関連イベントの詳細などは各会場のホームページをご覧ください。

三井記念美術館       7月11日(土)〜9月6日(日)
大阪市立美術館       9月15日(火)〜10月25日(日)
長崎歴史文化博物館 2010年1月23日(土)〜3月22日(月)


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