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第27回 「心に残る医療」体験記コンクール 〜あなたの医療体験・介護体験を募集します〜

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第27回入賞作品

<小学生の部> 最優秀賞

「手は心のはし」

木部 諒汰(8歳)千葉県浦安市・小学2年

ぼくは、人の手が大すきです。人の手は、いのちをすくうからです。人の手は、あたたかくし、ゆう気をくれるからです。ぼくが、なぜ人の手がすきになったのかは、た分ママから聞いたぼくが二さいの時の体けんからだと思います。

二さいの時、ぼくはインフルエンザのうしょうになり、きんきゅう入いんしました。ぼくは、生きるかしぬかのどちらかだったそうです。その時、びょういんでは、ぼくとおなじびょうきでしんだ人、おもいしょうがいがのこった人がいたそうです。パパとママが、心ぱいでないてばかりいたら、おいしゃさまが言ったそうです。

「諒汰くんは、こんなに小さな体で今たたかっています。目をあけていなくても、声が聞こえています。話かけてあげて下さい。そしてしっかり手をにぎってあげて下さい。手と手をにぎり合うと心が通じます。いしゃにもできることとできないことがあり、ここから先は、ごりょうしんしかできないことです」

パパとママは、その言ばでゆう気をもらいました。

ぼくは、きせきてきにたすかりました。なぜならば、おいしゃさまがぼくの体のびょう気をちりょうし、パパとママがぼくの手をにぎり心をあたためてくれたから。

ぼくは、今思います。大きな色いろな手に毎日まもられていることのしあわせを。

ぼくには、妹がいます。妹がねつを出すと、おでこにぼくの手をあてます。妹は言います。

 「お兄ちゃんの手、気もちいい」

と言ってねます。手を合わせることであん心するみたいです。

手は、ふしぎです。そして、手と手をつなぐと、たくさんのいのちがたすかります。まるで、いのちのはしのようです。

ぼくはしょう来人がこまったり、くるしんだり、かなしい時は、そっと手をにぎり、その人の心があたたまるそんな大きな手になり、人のやくに立ちたいと思います。


(敬称略・学年などは2009年1月現在)

  • (注)入賞作品を無断で使用したり、転用したり、個人、家庭での読書以外の目的で複写することは法律で禁じられています。


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  • 主催
  • 日本医師会
  • 読売新聞社
  • 後援
  •  厚生労働省
  • 協賛
  • 東京海上日動 東京海上日動あんしん生命

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