仏教伝来からシルクロードへ―画業60年をたどる大回顧展
画業の転機となった《仏教伝来》(1959年)をはじめ、燃えさかる炎に包まれた広島の鎮魂を願う《広島生変図》(1979年)、近作《平成洛中洛外図》(2004年)など、平山郁夫の画業を振り返る上で欠くことのできない代表作が、全国から集まります。
1959年に発表した《仏教伝来》が大きな転機となり、1960年代にかけて平山郁夫は仏陀の生涯をテーマに多くの作品を描きます。精神の志向の境地を求めて苦悩する一人の人間、仏陀の姿は、被爆による不調をかかえて芸術を追求する作者自身に重なるものでした。象徴的な表現によって成り立つ画面は、深い精神性をたたえています。
出品作リスト(PDF:約432KB)