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特別展 仏像 一木にこめられた祈り
国宝 菩薩半跏像(伝如意輪観音)
【展示期間:10月3日(火)〜11月5日(日)】
奈良〜平安時代・8〜9世紀/像高88.2cm
京都・宝菩提院願徳寺蔵
肉体とそれを覆う衣、そこにできる皺を完璧にとらえた一木彫の名作。体部を複雑に廻る天衣も矛盾なく表され、頭髪が額に垂れ、耳を覆う表現にも実在感がある。
左手前膊(ぜんはく)(前腕)半ばから先、右手先、両足先等を除いて、本体から台座の蓮(れん)肉(にく)部までを含み、カヤと見られる針葉樹の一材から彫出し、像内に刳りも施していない。瞳に黒い珠を嵌(は)め、二重(ふたえ)瞼(まぶた)で切れ長な眼の表情は異国的で、中国・唐代彫刻との強い関連性がうかがえる。
特別展 仏像 一木にこめられた祈り