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日本学生科学賞では、科学を志す若者たちに国際的な場での研究成果の発表と、同世代の若き科学者との交流の機会を設けるため、米国で開催される国際学生科学技術博覧会と、EU(欧州連合)が開催するEUヤングサイエンティストコンテストに、上位入賞の生徒を日本代表として派遣しています。
日本学生科学賞は創立当初の1958年以来、高校の部の上位入賞作品の中から2、3点を選び、毎年、米国で開催される国際学生科学技術博覧会(Intel ISEF)に日本代表を派遣しています。同博覧会は40を超える国と地域から1400人を超える若き科学者が参加する、世界最大の科学コンテストとして、毎年5月に米国内で開催されます。 かつて日本学生科学賞の代表として派遣された中からは、高知大学大学院の高橋正征教授(第2回科学技術庁長官賞受賞、1959年ISEF参加)や、筑波大学医学系 須藤伝悦博士(第12回内閣総理大臣賞受賞、1969年ISEF参加)が、同博覧会の審査委員として活躍しています。 第49回日本学生科学賞上位入賞の代表は、2006年5月にインディアナ州インディアナポリスで開催される第57回国際学生科学技術博覧会に派遣されます。
EU(欧州連合)が主催する自然科学・工学のコンテストです。参加資格は、15歳から20歳までの3名以下による研究が対象です。EU加盟国の持ち回りで毎年9月下旬に開催されており、EU加盟国に加え米大陸やアジア各国から、約30カ国が参加します。 第49回日本学生科学賞からは上位入賞作品の中から1点を選び、2006年9月にロシア共和国モスクワで開催される第17回同コンテストに日本代表として派遣します。
第56回国際学生科学技術博覧会 Intel ISEF2005
第56回国際学生科学技術博覧会は2005年5月8日から13日まで、米国アリゾナ州フェニックスで開催されました。日本学生科学賞からは文部科学大臣賞を受賞した千葉県八千代松陰高3年の石川美穂さんと、全日本科学教育振興委員会賞の同県立安房高化学部(3年今福成徳さん、永井悠太郎さん、宮崎敦史さん)が日本代表として選ばれ、今回の米国派遣に参加しました。
今年のISEFは45の国・地域から550を超える各地の科学コンテストから選ばれた代表1447人が参加、史上最大規模の大会となりました。審査会当日は、早朝6時から展示作品の最終確認がスタート。短時間の昼食休憩はあるものの、午前9時から午後7時近くまで、ノーベル賞受賞者ら世界のトップサイエンティストを含む専門の審査委員相手に、英語で自分の研究成果を発表するのに全力を費やしました。 すでに新聞紙面やホームページなどで報じられているとおり、石川さんは参加全作品の中で特に優れた上位14作品にのみ授与される「インテル財団優秀賞」を受賞、同賞はISEFのタイトルスポンサーが高く評価した研究に贈られるもので、日本人として初受賞となりました。また安房高化学部は共同研究部門3位入賞に加え、米国化学会奨励賞のダブル受賞を果たしました。
ISEFは世界最大の科学コンテストとして有名ですが、その意義は研究内容を競うだけでなく、世界中から集まった若き科学者の交流の場としても大きな意味を持っています。開会式から表彰式まで間、作品展示や審査会のほかにも、ノーベル賞受賞者を交えたパネルディスカッションや、ウエスタン牧場での交流パーティーなど、幅広いプログラムが盛り込まれています。学生科学賞の代表4人も審査会当日、誕生日を迎えたアメリカインディアンのお嬢さんの誕生会に飛び入り参加し、日本の歌をプレゼントして楽しいひと時を胸に刻んでいました。 各国からの参加者は、「科学」という共通に関心をベースに、それぞれの持つ文化を背景にした国際交流を体験できる貴重なこのフェアを心底楽しんでいました。
第48回日本学生科学賞でマイクロソフト賞を受賞した竹村純さん、マイクロソフト奨励賞を受賞した、大
●8月5日 アメリカンフードにびっくり 写真提供:秋本則政
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